初心者向け 一緒に勉強しましょう 第1回

新人で、技術もまだまだなので、熟練の方にとって分かりきっている事ばかりになるかも知れませんが、レーザー加工初心の方向け、一緒に勉強していきましょう、のコーナーを始めたいと思います。

ファイバーレーザーでは、炭酸ガスレーザーでは難しかった金属マーキングが可能になります。

ステンレスの場合、炭酸ガスレーザーでは、セルマークなどのレーザーマーキング用塗布剤を塗ってから照射すると塗布剤が焼き付けられ黒く発色しますが、金属表面にマーキングされている訳ではないので、擦ったりすると剥がれてしまいます。また、あらかじめ塗布剤を塗り、乾かす、照射後水洗いする、といった手間もかかり、塗布剤も結構高価なので、商業ベースとしては難点があると思います。

その点、ファイバーレーザーは、前後工程なしにレーザー照射するだけでマーキングでき、僅かではありますが金属表面にマーキングされているので劣化もしません。但し、発色は茶色で、黒くはなりません。発色が問題なければ、エッチング等に較べ工程が非常に楽なので、商業ベースに乗ると思います。

注意しなければならないのは、発色を濃くしたい為に過度にレーザー照射すると、目的のステンレス薄板が反ってしまう、という事です。反ってしまうと、焦点がズレてマーキングもできなくなりますし、勿論商品にもなりません。薄板をテープ等でしっかり加工テーブルに止める等の工夫が必要です。