金属マーキング
こんにちは。
先日お客さんに依頼されて金属マーキングをしました。CO2レーザーは金属加工(マーキングのみ)もできますが、時間がかかる上にレンズに負担がかかるため、大量生産には向きません。単体での受注や個人の趣味用に使うのが良いかと思います。
今回はステンレスで行ってみました。VersaLaser3.50の50ワットで加工しています。レンズはHPDFOを使用しています。

ステンレス素材
ご覧の通り素材は鏡の様に撮影者が写っていますね。これに加工するとCO2レーザーが当たった場合にいくらかレーザーが反射して照射元のレンズにも当たります。すると反射しない素材を加工するよりもレンズの疲労度がやや増すわけです。(と言っても日に日に何個も加工するのでなければ、すぐに壊れたりはしませんが) 特に30W以下のレーザーではパワー不足で金属加工はできないと思ったほうがいいでしょう。
もし金属加工を大量生産したいのであれば、YAGレーザーがお薦めです。

加工速度:8%
加工速度を8%にしてやってみました。所要時間は20分と言ったところでしょうか、、、出来映えをみると文字にムラがあって良くありません。ステンレスの加工場所に焦げたような跡(表面が酸化してできた酸化膜の跡)がまだら模様となって表れています。

失敗例(酸化膜発生)
近くで見るとまだら模様がはっきり写っています。
以下何度かスピードを変えてテスト加工してみました。その結果・・・

加工速度:3%
やっとムラ無くマーキングができました。しかし3%の速さなのでかかった加工時間は40分超です。金属にマーキングする目的の多くはロゴとか商標とか製造ロット番号なので、実際はこんなに大きくマーキングすることは無いと思います。
とは言うものの、テスト加工を含めれば手間と時間はかかりますので、その点は御留意下さい。

成功例